ベル小児科の院長日誌

前橋市の小児科診療所です。

インフルエンザよりも・・・

インフルエンザの流行が、少しずつ始まっています。

テレビで、東京のほうでは、何年ぶりかの早い流行で・・・とやっていましたが、

当院で診療している限りでは、まだ、大流行という印象ではありません。

それより、RSウイルスが猛威をふるっています。

RSウイルスといえば、発熱・ゼイゼイする、が、まず主たる症状です。

(昨年10月の記事にも記載しました:http://d.hatena.ne.jp/arushounikai/20131029/1383019948

いわゆる特効薬がないので、対症療法で頑張って治療しなければなりません。

そういえば、昨日、RSウイルス気管支炎のお子さんが、入院が必要と思われる状態だったので、いつもお世話になっている病院の先生にお願いの連絡をしたところ、『病床がいっぱいで、入院のお子さんを受け入れることができません。申し訳ありません』というお返事。

この病院は、僕も少し勤務していたことがありますが、紹介を受けたお子さんについては、できる限り受け入れる方針なので、そこが満員ということは、相当、こういった(入院が必要となってしまう)お子さんが増えているということですね。

病院の先生方、本当にご苦労さまです。

僕たち開業医としては、入院するような状態にならないように、通院でできる範囲で、すべての手をつくすだけです。

貸し出し用の吸入器も、フル回転で回っています・・・