ベル小児科の院長日誌

前橋市の小児科診療所です。

Hibワクチンが不足しています

2か月の、ワクチンデビューで、早速接種するべきワクチンのひとつの、Hibワクチン

 

これが今、全国的に流通不足となっています。

 

理由は・・・

 

昨年、注射する針(Hibワクチンは、専用の針が付いていて、ふつうの注射筒で接種するワクチンではありません)に、「サビ」が付いていたものが見つかったため、メーカーが、一時生産を休止しているためです。

 

おおもとが作るのを止めているので、どこを探しても不足ですね・・・

 

このため、当院でも、現在予約されているお子さんの分は、なんとか確保できる見通しですが、2月10日以降のご予約のお子さんからは、Hibワクチンの接種ができません。(2020.1.30 13:14 訂正)

 

今後は、ご予約の際に、「Hibワクチンは、確保できないため、ご予約をお取りできません」というご案内になります。

 

ワクチン納入のめどがたったら、後で、あらためてHibワクチンのみを接種することになります。

 

大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどをお願い致します。

 

年に1回くらい、毎年、ワクチン不足の問題は、何かしら出てきます・・・

 

Hibワクチンは、乳幼児の、細菌性髄膜炎という重たい病気を防ぐための、とても重要な(ワクチンは、全部重要ではありますが・・・)ワクチンです。

 

できるだけ早く製造を再開してほしいものです。