最近話題の、『デング熱』。
学生のころは、いわゆる熱帯病として勉強した気がします。記憶のかなたではありますが。
で、さすがに気になったので、調べてみました。
まあ、病気自体については、厚生労働省のホームページ
(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever_qa.html)
に、細かく書かれているので、これはこれを読めば良くわかります。
国立感染症研究所のホームページにも詳細が。
(http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_50/k04_50.html)
そして、最近発症してしまった方のまとめ。
(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/20140904-02.pdf)
(この表で、項目に、『代々木公園』ってあるのが目を引きます。)
ともあれ、何を調べたかというと。
『なんで、「デング」っていうのか?』 です。
以下は、調べてわかったこと。
・「デング(dengue)」の由来には、いくつかの説があり、語源がひとつでははないらしい。
・大昔から、この病気は、スワヒリ語で、"ki denga pepo"(現在では、この正確な意味は不明のようです)と呼ばれていた(らしい)。
・かつてこの病気にかかった人は、病気による関節痛や筋肉痛に加え、療養後の筋力低下により、回復するまでの歩き方が特徴的だった(らしい)。
・その歩き方は、(曲げると体が痛いので)背筋をピンと伸ばし、しかし、そーっと、また、ときによろよろしつつ歩くような、歩き方だった(らしい。そして、その背筋を伸ばした姿は、ダンディにみえたので、"dandy fever"という表現のされかたもあった、らしい。・・・「ダンディー熱」。プラマイゼロって感じ。)。
・そういう「ふんぞり返って(背筋を伸ばして)」という意味の、くだけたスペイン語が、"dengue"という(らしい)。
・それで、"dengue"と、最初のスワヒリ語の中の単語の"denga"が似ていたので、今の"dengue"に至る(らしい)。
ということのようです。
もっと簡単なことなのかと思った。どこかの国の、「デング地方で見つかった」とか。
意外と真剣に調べてしまいました。「らしい」だらけですが。