ベル小児科の院長日誌

前橋市の小児科診療所です。

流行りもの

なかなか、いろいろと、流行りものが落ち着かないようすです。

溶連菌感染症プール熱アデノウイルス感染症)、嘔吐下痢症(ロタウイルスノロウイルス)、そしてRSウイルスの気管支炎・・・。

ある地域では、おたふくかぜも流行しているようです。

例年は、この時期は、少し感染症が落ち着いて、もう少しすると、夏カゼが流行りだす、
というのがパターンなのですが。

なんだか今年は、いろいろが長びいているようです。

そして、もちろん、夏カゼ(手足口病や、ヘルパンギーナなど)も、ちらほら出て来ています。

ロタやRSといえば、冬場の代表選手だったのに、近年、この時期にも小流行があるんですね・・・。

そういえば、先々週の、看護学校の講義では、ちょうどウイルス感染症のところをお話したのですが、

「RSといえば、冬場ですからね! ・・・でも今年は今も流行ってるけど」

などと言って、学生さんたちを、不要な混乱に陥れてしまったりして・・・

ともあれ毎日、迅速検査やら点滴やら吸入やらで、当院の看護師さんたちも、大忙しです。

やっぱり、「手洗い・うがい」がまず一番なんでしょうけど・・・。

夏休みに入るまでは、ひと段落しないかもしれない予感がしています。