ベル小児科の院長日誌

前橋市の小児科診療所です。

シンポジウム

日曜日、「小児等の在宅医療を考えるシンポジウム」というのに参加しました。

「在宅医療」未経験の僕が、なぜ? と、当初思いましたが、お話を聞いたら、
「今後、群馬県でも、小児の在宅医療をすすめていくので、それについて開業の先生がどういうふうに考えているのか、率直に・・・」ということでした。それなら話せます。

たしかに、今後、小児でも、在宅医療を必要とするお子さんは増えていくのだろうと思います。

基調講演された、東京の宮田先生は、「在宅医療は、医療でありながら、お子さんの『生活』もみる」ということを強調されていました。
また、シンポジウムでは、「現時点では、小児をみられるヘルパーさんがいない」という、大きな課題も挙げられました。

クリニックにこもっていると、こういった、訪問看護師さん、市役所や県庁の方々などとお話する機会がまずないので、新鮮な経験でした。