ベル小児科の院長日誌

前橋市の小児科診療所です。

手足口病

手足口病

猛威をふるっています。

ウイルス性の「夏カゼ」のひとつです。ウイルス性なので、抗生剤は効きません。でも、自然に治る病気ではあります。

問題は、口が痛くて、ものが食べたり飲んだりできなくなってしまう、という点です。

飛沫感染(かかっている人が、『ゴホゴホ』したときに、周りにうつる)や、接触感染が主な感染経路のようです。
保育園や、幼稚園で集団生活をしていると、どうしても、感染が広がってしまうのでしょう。

「のどが赤いね。のどの『夏カゼ』だね」
などと言っていると、次の日あたり、手のひらや、膝などに、赤い発疹が出てきて・・・
「あ、手足口病だったんだね」というケースが、すごく多い。

特に、登園停止などの措置がある感染症ではないのですが、発疹がまだたくさん出ていたり、咳がひどい時などは、できれば、お休みしたほうがよいようです。

下のリンクに、さらに詳しい情報が載っています。ご一読あれ。

http://www.pref.gunma.jp/02/p07110054.html