ベル小児科の院長日誌

前橋市の小児科診療所です。

インフルエンザが

気づいたら、1週間も更新を怠ってしまいました。

お正月中に、年末からのカゼがみんな良い方向に向いたようで、今週は、静かな1週間でした。

でもやっぱり、3学期がはじまって、インフルエンザが流行の兆しをみせています。

今のところ、当院の周辺では、大流行という印象ではないのですが、日に日に、検査が陽性となるお子さんは増えています。すべて、A型です。

今年のインフルエンザについて、今日までの印象(あくまでも、診療していての「印象」です)を挙げると・・・
タミフルが良く効く場合と、効きにくい場合が、7:3くらい。
リレンザ、イナビルは、効いている。
・おとなの方が感染しているケースが多い(お子さんが受診された際、お母さんが、「パパもインフルエンザです」とおっしゃられるケースが、例年よりやけに多い気がする)。
・咳がひどくなるケースが、例年より少ない。
・ワクチン接種済のお子さんと、未接種のお子さんは、2:8くらい。やっぱり、保育園などで、周囲で何人か感染者が出てしまうと、ワクチンしていてもかかってしまうようです。

これから、これらがどのように変化するかはわかりませんが、例年、1月後半からインフルエンザは猛威をふるいます。

マスク、手洗い、うがい、いつも通り励行しましょう!