ベル小児科の院長日誌

前橋市の小児科診療所です。

流行状況

やっと、マイコプラズマやRSウイルスといった咳カゼは、沈静化してきたようです。

それでもまだ、寒くなったせいもあり、お鼻じゅるじゅるのお子さん、咳が長引いているお子さんは多いです。

そんな中、最近増えてきているのは、嘔吐下痢症です。
先週くらいから、かなり増えてきた印象です。やはり、保育園や幼稚園での感染が多いようです。
38〜39度の熱をともなうお子さんが半分くらいいらっしゃいます。

それから、扁桃のお子さんが、多い印象です。
これも、先週くらいから。
一部、結膜炎をともなうお子さんもおり、『アデノウイルス感染症』を疑う場合もあります。

そして、インフルエンザ
当院ではまだ、検査陽性となったお子さんはいらっしゃいませんが、
市内でも散発的に出始めたようです。
いまのところ、感染者は成人の方が多いので、学校などで爆発的に感染することはないだろうと、個人的には目論んでいますが、油断できない状況になってきました。

うがい、手洗い(ワンパターンですが、大切です)、励行しましょう。