ベル小児科の院長日誌

前橋市の小児科診療所です。

当番医です。

本日は,ベル小児科クリニックが,休日当番医です。

ところで今朝,夢を見ました。

舞台は,以前,大学院生時代,実験に明け暮れていた研究室。
そこに何かを置いてきてしまい,僕はそれを取りにいったようです。
「すぐに回収して,帰ってこられる」と思っていたのか,携帯電話は家に置きっぱなし。で,研究室に行きました。

日曜日の朝なので,他の研究スタッフは,だれもいません。

自分の研究道具が置いてあった場所を探しますが,探しているものが見当たりません。
「あれ,ここに置いたはずなのになあ」と思いながら,探しています。
「なんで無いのかな?」・・・少し時間が過ぎて,やはり見つからず,「そうだ。他の研究室の先生に,貸したんだっけ」と思い出し,ひとつ上の階の別の研究室に向かいます。
探し物が何なんだかわからないのですが,とにかくそれが無いので,焦ります。

階段を上っている途中に,ふと腕時計に目をやりました。「9:55」。

エーっ!!!

そうです。今日は当番医だったのです。業務開始は9時。ということは,もう相当の遅刻です。きっと,クリニックには,患者さんが来ています。スタッフも来ていて,「先生が来ません。今呼んでいます。もう少しお待ち下さい!」と,青ざめて懸命にフォローしながら,僕の携帯を何度も鳴らしているでしょう。

当番医といえば,医師会・自治体から委託された重要な業務です。
遅刻となればそれこそ大変

マズい,どうしよう・・・早く行かなくちゃ。どうしよう?!

・・・

といったところで覚醒しました。

いつもと同じ,「5:38」。携帯の目覚ましが鳴る,2分前でした。

やや,心拍数が上がり気味なのを感じましたが,となりで寝ているハッピーちゃんは,「スースー」とまだ寝息をたてています。

良かったんだか,悪かったんだか。

というわけで,本日,当院,当番医です。