ベル小児科の院長日誌

前橋市の小児科診療所です。

予約のお忘れがないように・・・

予防接種などのご予約。

大変申し訳ありませんが、だいぶ先の予約になってしまうこともあります。

だから、「あ、忘れてた・・・!」ということも、仕方ないと思われますが・・・

そこで! 当院の予約システムには、「予約確認通知」という機能があります。

これに、メールアドレスなど必要事項を入力しておくと、

予約日(予約時刻)の前などに、メールで通知が届くそうです。

当院のリーフレットに、設定の仕方が書いてあります。

(画像が見づらくて、ごめんなさい)

ぜひ、ご利用ください。

お電話への対応についてお知らせです。

さて、お盆休みも終わって、今年度も後半に入ります。

ところで。

当院へのお電話への対応について、変更があります。

これまで、昼休みや、夕方の診療時間外もお電話を受けておりましたが、

対応を、診療時間内のみに変更することにしました。

時間外は、留守番電話になりますので、ご連絡は診療時間内にお願い致します。

ご面倒をおかけしますが、ご理解とご協力のほどをお願い申し上げます。

当番医、夏休み、など。

本日は、当院が、日曜当番医です。

予約はお取りしません。来院順での診察となります。

急患対応となり、アレルギー相談や、定期処方薬の長期処方などは行いません。

もちろん、乳児健診や予防接種も行いません。


それから・・・

7月26日(木)から30日(月)までは、夏季休診です。

ご不便をおかけしますが、ご了承ください。

また、31日(火)のWeb予約は、30日(月)の夕方〜夜に可能となります。

(ご面倒をおかけしますが、休み明けなどは、当日の直前キャンセルが多いため、このようにさせて頂きます)


それにしても! 暑い日が続いていますね。

のどが赤くて、高熱が出るような「夏カゼ」が流行中です。(なかには、プール熱溶連菌感染症のお子さんも・・・)

また、熱中症のお子さんも受診されています。

夏休みに入りましたが、普段の生活においても、水分補給や涼しいところでの休息を、意識して行なっていきましょう。

とくにお子さんは、「気付いた時には熱中症」という場合もよくあります。

保護者の方が、気配り・目配りをお願いします!

暑すぎる

なにせ、日中は暑すぎるので。

朝、早めに起きて(起こされて)、お散歩に行きます。

それでも、地面が熱いらしく、日かげを少し歩いて、すぐ帰宅します。

今日は、お決まりのコースの途中に、くつろぎ中のニャンがいたので、

お友達になろうと思ったようですが、

実はちょっと怖くて、あまり近寄れませんでした。

帰ってきて、おやつを少しもらって、またベッドでゆっくりです。

麻疹(はしか)の流行

沖縄で、麻疹が流行しているのは、みなさんご存知の通りです。

5月9日に、2名のお子さんへの感染が確認されたようですが、

感染者増加のピークは過ぎ、終息に向かってはいるようです。

沖縄県では、感染者のリストを公開していますが(5月9日時点のもの:http://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/chiikihoken/kekkaku/documents/300509.pdf)、

これをみると、お子さんの感染者は、麻疹・風疹ワクチンを接種されていないか、接種歴が不明のかたが多いです。

接種されているのに感染してしまったお子さんは、施設内や病院内で、感染者と接触があったかたが多いです。

麻疹は、感染力が非常に強く、しかも飛沫だけではなく、空気感染(感染者から出たウイルスが空気中に浮遊し、同じ空間内にいる別な人に感染する)ので、麻疹の免疫のない集団に、1人麻疹の感染者が出たとすると、周囲の12〜14人に感染するといわれています(インフルエンザは飛沫(核)感染だけなので1〜2人です)。

ということは、反対のみかたをすれば、感染者と接近遭遇した人は、施設内や病院内で(発症した人より)たくさんいたはずなので、ワクチンを接種済みで、免疫が充分ある人は、感染を免れているということがわかります。

いかに予防接種が重要であるかがよくわかります。

そこで、最近、診療中にときどき質問を受けることとして、

「麻疹(または麻疹風疹)ワクチンを、1歳前のお子さんに接種できませんか?」

というのがあります。

沖縄県では、現在の流行をかんがみて、特例的に、期間限定で、生後6ヶ月からのお子さんに、接種を行なっているようですが、接種の安全性・有効性が評価されていないため、普通は接種しません。

当院でも、1歳前のお子さんへの、麻疹風疹ワクチンの接種は行なっていません。

流行地への訪問や、ターミナル都市の人混みなどをできるだけ避けるようにお願いしています。

次に、「麻疹の抗体があるかどうか、調べられませんか?」

という質問もあります。

これには、麻疹風疹ワクチンを2回接種済みであれば、抗体は充分あるものと判断してよいとお答えしています。

採血して調べることはできますが、当院は小児科なので、大人の方には、内科受診をおすすめしています。

また、こういった検査は、原則的に自費診療となります。

ともあれ、当院周辺ではもちろん、現在、麻疹の発生はありませんので、

大慌てする必要はありません。

なお、麻疹については、群馬県からも注意喚起が出ています。
http://www.pref.gunma.jp/02/p07110047.html

花と緑のぐんまづくり

近くの吉岡町で、開催されています。

http://hanatomidori.net

たくさん、きれいな花がさいています。

町民のみなさんが、お手入れをしているそうです。素晴らしい!


鯉のぼりもあるし、お子さんたちのお散歩には、最適ですね。

ゴールデンウィークあたりには、いろいろなイベントもあるようです。


奥さんが参加して、「ちりめん細工」を作ってきました。

ほっこりしますね。

新学期

入学や、入園の季節ですね。

本当は、桜にもっと咲いていてほしかったところですが。

それになんだか今朝は肌寒くて・・・。

でも、みなさん元気に、初登校・初登園されていることと思います。

新入生のみなさん、おめでとうございます!

ワクチン流通

4月になって、昨年度中、さんざん混乱してきた、ワクチンの流通が、

やっと正常化してきたようです。

とくに、日本脳炎のワクチンは、昨年度中、流通量が激減し、

予約したくてもワクチンが無いのでできない、という状態がかなり続きました。

日本脳炎なんて、かかった人聞いたことない」と

お思いの方もいらっしゃるでしょうけれど・・・

まだ、1年に10人くらい、日本でもかかっている方がいるのです。

国立感染症研究所のHP)

https://www.niid.go.jp/niid/ja/jeqa.html

予防に越したことはありません。

予防接種全般に言えることですが・・・

できるものは、積極的に接種したほうがよいでしょう。

新年度になり、次の年度に1年生になる、年長組のみなさんは、
「麻疹・風疹ワクチンの第2期接種」。

忘れないうちに、接種をお願いします!

前橋市のワクチン助成額が増えます。

4月から、前橋市のワクチン助成額が増額になります。

以下のワクチンです。

おたふくかぜワクチン:満1歳〜4歳未満、1回のみ、4000円助成

ロタリックス(2回接種のロタウイルスワクチン):
生後6週〜24週0日、1回につき7500円助成

ロタテック(3回接種のロタウイルスワクチン):
生後6週〜32週0日、1回につき5000円助成

となります。

4月1日版の前橋市の広報にも載っていますので、ご覧ください。

これでまた、接種に積極的になってくださるご家族が増えれば、流行が防げる可能性が高くなり、ありがたく思いますね。